ここ数回のメルマガでは
ブログに割ける限りある時間を
できるだけ工夫して増やすコツについて
お話ししています。
作業効率を上げるって言えば
今はやっぱりAIを使うスタイルが
至るところで言われていますよね。
ブログについても然りで
・ブログテーマ
・タイトル
・ディスクリプション
・見出しと構成
・記事コンテンツ
・アイキャッチ画像作成
入稿作業以外だったら
やろうと思えば全部AIを使うことだって
今やもう不可能じゃありません。
有料記事販売ができる
noteやBrain、Tipsなんかを見ても
ブログで稼ぐ系のノウハウの8割
いや9割型はAIを使ったもの
なんじゃないかと感じています。
私もChatGPTを
メインに使っていますが
確かにすべて手作業でやっていた
頃に比べて劇的にラクになりましたし
数週間単位レベルで
どんどん進化しているので
細かい指示出しをしなくても
雰囲気で察してくれる勘どころの良い
外注さんのようなレベルに近づいている
率直な感想として
その感覚を持ちはじめています。
ただ、便利になればなるほど
ブログ界隈では、必ずと言っていいほど
あるリスクが上がるんですよ。
この話は以前のメルマガでも
このようにお伝えしました。
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(一部抜粋)
こうした無茶によって
Googleの規約が厳しくなり、法改正も行われる
というのは、過去何度も繰り返されてきたことで
形は変われど
今も昔も変わることはありません。
楽して儲けられる手法なんていうのは
その最たるものだと思います。
今の事例で言えば
AIがまさにそれにあたるんだろうなと。
例えば、数年前までは
大量に記事作成するためには
自動生成ツールや外注に依頼する
というのが一般的でしたよね。
ツールに関していうと
とにかく量産を目的に
ツールから吐き出されたものを
コピペ!コピペ!コピペ!!!
みたいな無茶苦茶な使い方をする人が増えて
あっという間に通用しなくなりました。
私はこれと同じ状況が
AIにも起こりうると思っています。
AIは本当に便利ですし
使い方次第で、人が書いたような
自然で正確な文章を短時間で
大量に作成できるようになりました。
私もAIを記事作成に活用するようになってから
1から生み出す苦しさが本当に楽になったことを
日々実感してるところです。
でも、その便利さを
「ラクするため」に使う人が
最近やっぱり増えてきています。
キーワードリサーチなんかしてれば
・これAIから吐き出したまま貼り付けてるな
・ちょこちょこっと修正しただけだな
・いや、事実と違いますが・・・
と、見れば1発で分かるような
ブログやサイトがたくさんあります。
AIの利便性や機能性は
人がいるからこそ発揮されるものです。
AIで作った記事であっても
自分の記事に変わりありません。
だったら、
・事実に相違ないか
・おかしな表現はないか
・相手に伝わる文章なのか
記事の校正をするのは当然のこと。
でも、校正するためには
自分の文章スキルが伴っていないといけません。
結局、AIを使うにしたって
そもそも自分がちゃんと記事書けないと
校正すらできないということなんです。
ブログ初心者でもAIを使えば記事がラクにかける!
これは間違ってはいませんが
「文章力なんて必要ない」と
勘違いしている人が増えてしまっています。
ラクして稼げる手法は淘汰される
これは歴史が証明している事であり
自分たちの首をしめるだけです。
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これ、ちょうど今年の始めに
言ったことだったんですけど
やっぱり、間違ってなかったです。
↓↓↓
https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/ja//searchqualityevaluatorguidelines.pdf
こちらは
Googleが定期的に提供している
「検索品質評価ガイドライン」
というものなんですが
見ての通り英語版しか提供されていません^^;
しかも結構なボリュームなんですが
毎回結構重要なことが書かれているんですよね。
前回の更新が2024年3月5日で
今回は2025年1月23日だったので
約1年ぶりの公開となりましたが
1番注目だったのが
セクション4.6.6 に追加された
Googleが今後スパム行為と判断するとした
この項目です。
+───────────────+
MC Created with Little to No Effort, Little to No Originality, and Little to No Added Value for Website Visitors
+───────────────+
翻訳ツールで日本語訳にしてみると
こんな意味になります。
+───────────────+
ほとんど努力もせず、オリジナリティもなく、ウェブサイト訪問者にほとんど付加価値を与えないMC
+───────────────+
これ、まさしくAIで生成した
文章をそのまま使うってことになります。
このガイドラインは
検索順位に直接影響されるものではない
とされていますが
過去にも
・YMYL(お金や人生など重要な話題に関するコンテンツ)
・E-E-A-T(専門性、権威性、信頼性)
といった項目が記載されたあとの
Googleアップデートでは影響が出ましたし
ようは、低品質なコンテンツは
ランキング順位がどうのこうのと言う前に
そもそも検索結果に表示するに値しないよ
と言っているようなものなんです。
ただ、勘違いして欲しくないのは
AIを使うなと言ってるわけじゃないんです。
AIでも、ツールでも外注さんの記事でも
使うのは構わないけど
/
検索者のためになる記事を書いてね
\
ってことです。
AIを使うことによって
検索者に有益な記事が作れるんであれば
全く問題ないですし
ブログで稼ごうとしている私たちには
これ以上ない効率化につながります。
でも、そうした記事が
そもそも自分でもかけないんだったら
AI使ったところで結局書けないんです。
だから、私はブログを始めたばかりの
初心者さんにはAIで記事を書くことって
おすすめしません。
少なくとも月3万円超えるまでは
自分で書いた記事で売上が上がってから
使うべきだと思っています。
検索者に有益な記事って
正直明確な基準はないので
これっていう答えはありませんが
記事に設置した
アフィリリンクから商品が売れたり
サービスの申し込みがあるということは
何かしら悩みや疑問が解決できて
納得したからリンクを踏む分けですよね。
月1万円くらいだと
勢いでいけるところもありますが
月3万、5万と報酬を上げるためには
検索者の気持ちを理解した記事が書けないと
達成できるものではありません。
AIで記事が書けるって
とても魅力に感じるのはすごーく分かりますが
まずは自力を高めることが
後々、AIを活用する時になって
絶対生きると思いますよ^^