今日は家族で初詣に行ってきました。
我が家は妻の家系が神道なので
神社参拝が通例となっているのですが
今年は改めて神社参拝について調べてから
足を運んでみたのですが
今まで正しくやってきたようで
やってないことがたくさんありました。
例えば、神社の鳥居をくぐる際
・くぐる前に一礼をする
・正中(真ん中)は神様の通り道だから端から入る
これは無意識レベルにやっていたことですが
鳥居をくぐる一歩目は
・正中の左側からくぐる場合は左足
・正中の右側からくぐる場合は右足
これが正しい作法なのだそう。
理由は神様の通り道に対して
お尻を向けないようにするためということ。
また、お参りをする際には
二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)
が基本なのは知っていて
我が家の神棚に向かって
毎朝欠かさずやっているので
こちらも無意識レベルになっていたのですが
おじきの角度については
参拝時には90度に深く曲げるのが
正しいやり方なのも知りませんでした。
ちなみに、45度のお辞儀は「深揖(しんゆう)」
15度は「小揖(しょうゆう)」と言い
神職の方が普段神様にお辞儀をする際に
行うものなんだそう。
これらはほんの一例ですが
神社参拝1つとっても「正しい作法」って
たくさんあって、それぞれに意味がある事を
改めて知る機会となりました。
ただ、「八百万(やおよろず)の神」と言いますが
日本では昔から神様は
どんな場所や物にも宿ると言われて来ました。
実際に日本には、登録されているものだけで
約8万6,000社とコンビニよりも全然数が多いんです。
乱暴に言ってしまえば神社の作法や
神様への対応は
「何でもあり」
なんですよね。
表現を良く言えば「多様性に富んでいる」ため
参拝にも厳格な決まりや作法は存在しません。
だから、そんな気にしなくても
いいっちゃいいんです。
それで何か良い事が起こるわけでも
悪いことが起こるわけでもありません。
もしも、神様がしたことであっても
そんな事は私たちには分かるよしもありません。
そのはずなんですが
私たち日本人の多くは新年になれば初詣に行くし
合格祈願や厄払いなど
願いを叶えたい時、災いを避けたい時には
神社やお寺にお参りに行く人が多いですよね。
よーく考えれば、都合の良い理由で
私たちは神社参拝をしている事が
多いのかなぁと思います。
ただ、何も都合が良い時に行くことが
悪いと言っているのではなくて
どうせ行くんだったら
行く意味をちゃんと理解して
やるべきことはやろうよ
そう改めて思ったんですよね。
人間って本当に怠惰な動物で
誰かの助けを借りなくては
自分を律する事ができません。
ブログの記事を毎日書くことなんて
本当はさして難しくないはずなのに
毎日できる人なんてほとんどいませんよね?
これが仕事だったら
嫌だろうが何だろうが毎日書くはずなのに
1人でやろうと思えばなぜかできない。
私も含め、そんなもんなんです
所詮は人間なんて。
だから、本当に何かを成し遂げたい
成就させたいと思ったら
やっぱり中途半端ではダメなんです。
願い事をお願いに上がるのに
その意味や作法すら知らないなんて
おこがましいにも程がある。
これを何年繰り返していたのか
反省と言うより、恥ずかしい気持ちになりました。
新年から説教臭い話になりましたが
ブログやアフィリエイトで稼ぎたいと思ったら
それ相応の理解と行動が必要なんです。
せっかく初詣に行くこの機会に
自分が今取り組んでいることに対しての
「理解」や「行動」が伴っているか
見直してみてはいかがでしょうか。